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著者が提唱しているように、コンサートや録音でピッチ(基準音の音高)や調律法を明示してくれたらどんなに楽しくなることでしょうか
評価 :5評価:5
音階は整数比にされてこそ美しく響く。ところが、ピアノの工業化の進展ととともに、移調のたびに再調律が必要な「古典音律」がすたれ、音階を等分(半音を2の12乗根で分割)する現代の「平均律」が普及します。

その現代「平均律」は音が汚いし、調性の音色の違いが出てきません。これでは古典やロマン派の音楽は、本来の響きにはならないというのです。

ピアノ音による「絶対音感」教育が盲信されひとの音を聴いて合わせる合奏が不得意な日本人音楽家に較べて、欧州では、幼年期を教会の合唱隊で音感の基礎づくりをしたりします。だから、平均律といいながら微妙に調律を変えていると言うことです。例えば、SPに残されたコルトーの録音はそういう音律だということです。

この本は83年に発刊され当時の音楽界に波紋を呼びましたが斬新すぎたのか永らく絶版になっていました。本書はその復刻版です。

「絶対音感」(最相葉月)と合わせて読まれることをおすすめします。
わかり易い古典調律書。音楽家必読。
評価 :5評価:5
ケレタートの音律の本を読む前に、これを読んでおくとスムーズだと思った。
古典調律を知って、ヴァイオリンの演奏にももっと幅が拡がり、私自身ピアノと演奏する場合やオーケストラの中でのピッチの問題を考え易くなった。
これらによって、自宅のピアノをヴェルクマイスターに変更したほどである。
知っておいて損は無いし、知りたいのならこの本は演奏者にもわかり易く、かといっていい加減なことも無く、お薦めである。

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ゼロビートの再発見 復刻版

平均評価 : 5.0評価:5.0
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Posted on 2008-07-31

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