現在関東の味付けは間違いなく旨味至上主義だ。
ナニを食べても旨味、旨味。
食材本来の味なんてものはほとんど存在しないと言っても良いと思っている。
旨味は現在5つ目の味として認識されているが、日本語のコクと言うのは定義がまだ存在しないだろう。
その中でこの本はコクを定義付けようと努力している。
旨味はタンパク質の存在を示す味と定義されているがコクに関しては複雑すぎるようだ。
簡単な定義はまだ無理なようだ。
本文も徐々にコクが「美味しい」の同義語として扱われるようになっている。
最終的に単純に「美味しい」と思うモノがコクになってしまっている。
と言った話は置いておいて単純に読み物として面白いと思う。
コクの階段の話などは解かりやすい。
ジャンクフードがなぜジャンクなのかなど味覚の点から考える事が出来る。
この一冊で何かがわかるという事はないかもしれないが、
「美味しい」「美味しさ」を研究している人には入門の一冊になるでしょう。
気楽に簡単に読めるので興味がある人はとりあえず買って読んだ方がいいです。
図書館で借りる本じゃないです。何かと身の回りにあると説明が簡単になります。
